ゆうなぎ日記

日常を綴る

株式会社はてなに入社しました (本物)

明けましておめでとうございます。夕凪 (id:yunagi_n) です。
このたび株式会社はてなに入社しました。
実は 2024年1月1日入社というわけでも無く、入社後しばらく経っていたりもします。

自己紹介

id:yunagi_n です。
前職は株式会社モバイルファクトリーという会社で、駅メモ!だったりブロックチェーンサービスの開発をしていました。 ちなみに最後の半年程度はほぼフロントエンドをやっていて、停滞したフロントエンド技術スタックのモダナイズだったり、 Vue.js の移行やその下地を整えるということをやっていました。 外部に出していたものとしては、これがありますね。

tech.mobilefactory.jp

転職した理由と入社した理由

Be the Worst

突然ですが、「情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方」という本があります。

この本はエンジニアの中では割と有名な本なのですが、その一節として以下のような言葉があります (12ページ目くらい)。

一番の下手くそでいよう (Be the Worst)

わたしはこの部分に強く共感しており、退職理由もまさにこれが原因だったりします。
(ちなみに、わたしが尊敬しているエンジニアである@jnchitoさんも書かれていたり、たまたま一昨日にでたブログ記事でも同じ言葉が言及されていました。)

前職ではわたしがほぼシニアエンジニア (実際にはシニアでは無い) かつ、テックリードと呼ばれる職域になってしまったことで、ある程度自分が「一番の下手くそ」では無くなってしまったと感じていた部分がありました。 特に、テックリードでは、下手くそどころか、他のエンジニアを導いていく側、技術を教える側へとなってしまったことで、本の最後のページにあった「自分が最高の存在」というのにかなり近い状態へとなってしまっていました。 また、直前に自分と話が合う、いろんな技術的な会話が出来る人が何人か退職してしまっていた、というのもあり、ある意味ちょうど良い機会でもありました。

ミッションとバリューへの共感

個人的にはここも重要だと思っています。 といっても、前職とは大きく変わりはない (と個人的には解釈している) んですが、ミッションなどにあるものからいくつか引用すると、

当社は、インターネットにおいて良いコンテンツが正当に評価され、より多くのクリエイターにより優良なコンテンツで溢れる状態となることを望みます。

この部分は、直近数年のインターネットにとってはより重要度が増した部分だと思っています。
良いコンテンツを作成している、作成して行くであろうクリエイターを支えることを個人としても是としてきたので、この部分はかなり強く共感することが出来ました。

ひとりひとりが持っている技術にこだわりをもとう 自分の専門領域を常に貪欲に学習しトッププレイヤーを目指そう 技術を使って生まれる価値を大切にしよう

技術選択において、もちろんデファクトであるか、 API 設計があるか、というのも大事なのですが、チームメンバーのやる気の原動力となるであろう、技術へのこだわりも大事だと思っています。わたしは他の方に比べると浮気性な部分もあり、強いこだわりがあるわけでもないのですが、こうしてほしい、こうするとより楽しく開発できる、といったアイディアは人一倍持っているつもりです。また、そういうった「現状を良しとせず、常にそのときの最適解を目指す」というのがわたしの仕事をする上での行動ポリシーではあるので、2,3行目の部分も強く共感できました。

これから

Webアプリケーションエンジニアという職をやっております。

hatena.co.jp

引き続き Perl を書いております。正直なところ、先に述べたとおりここ2年くらいは TypeScript を書くことが多かったので、思い出すところからです。
これを書いている時点ではある程度は思い出しています。やはりそこそこ書いていたというのもあって、慣れてくると扱いやすいですね。

最後に

入社2日目から MacBook のパスワードを忘れてしまい、情シスの方や総務の方々に迷惑をかけてしまいましたが、優しく接してくれたおかげで、今もとても気持ちよくお仕事が出来ています。 また、めちゃくちゃでかいサービスを運用する側に行くのは初めてなので、なれない部分もあると思いますが、頑張っていこうと思います。